人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
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<   2009年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

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ビジネスホテルおがわ は飯能の大通り商店街にある。
そこに20人ほどの若者たちと同行する先生が、
サッカーの合宿で泊まっていた。
高知県の明徳義塾高校からだった。
食事を広間でとったときに、そこに設置してあった絵を
彼らが見て純粋な興味を示したらしい。
ビジネスホテルおがわ の調理責任者Mさんは、
私の作品を気に入ってくださっていて、約10点の里親だ。
ちょうど昨日から、同じ大通り商店街にある文化財 絹甚
『いつか見た星屑』香本博個展が開催中で、
皆さんが見に来てくれた。
教師と学生・・今はなにかと暗く取り沙汰されるが
部活の師弟関係でのやりとりは、信頼の上になりたっているなあと
清清しい(すがすがしい)気持ちにさせられた。
真剣に絵を見る瞳は、日本の若者は捨てたもんじゃあない・・
それどころか、良い先生に恵まれ、豊かな自然と
的確な指針を示されれば、ちゃんとハツラツと育っていくのだなあと感心した。
文化財の中で、先生は『敷居が高いというだろう。これが敷居だよ。
しばらく離れていると、この中をまたいで一歩入ることが気持ちの上で
入りずらくなる・・それで敷居が高いというんだよ。』と
実演付きでわかりやすく生き生きと説明した。生きた教育だ。
私も、先生や学生に質問をされて質疑応答のようになり
ちょっと一時的に先生になったような気分だった。
彼らがこれからも見守られて、人を助けられるような大人に成長していくことを
心から望みます。
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by art-komoto | 2009-08-27 04:46 | People 人との出会いは宝

32 猫の独居場所

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猫は、一日で一番涼しい場所を知っている。
猫は、一日で一番日当たりの良い場所を知っている。
猫は、一日で一番まったり出来る場所を・・
いやそれは違うか・・
一番好きな その猫の 個の 
独りになれる場所は
猫それぞれだ。
実家で飼っていた猫タマは
この椅子が自分だけのための特注で
世界の椅子作りの名職人が作ったと
思っていたかもしれない。
まるで エマニエル猫だ。



今私が飼うことになった猫フーは、
爪トギで眠る・・しかし
巨体で爪トギなどほとんど見えず、
地べたがお気に入りかと思えるほどなのだ。

作品は『居場所』
個人所蔵

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by art-komoto | 2009-08-21 21:06 | Cat 猫 ネコとの縁
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香本博 いつか見た星屑 交響水彩画展

2009. 8.26 (水)~8.30(日)
10:00~16:00(最終日は15:30まで)

店蔵絹甚
〒357-0032 埼玉県飯能市本町2-2
電話 042-972-3377
定休日 月曜、火曜
公式ホームページ



*作家は、初日(水)と29(土)最終日30(日)に会場におります。

明治からの由緒ある建造物。その空間での個展開催
は光栄です。子供の頃歩いた道の夜空に瞬いた
饒舌な星たち、流れる雲の影、水を張った田んぼの鏡、
風にざわめく草木や野花。大人になって見えなくなったのは、
電灯や環境変化のせいだけでしょうか?五感での感動を描く
懐かしさと詩情に溢れる作品たちを、ご高覧ください。

いつか見た星屑によせて

飯能の大通り商店街・・江戸時代から栄えて文化を発信してきた場所
昨年まで7年間、ギャラリー・ぜフィルスで個展『いつか見た光景』を開催し
今年またご近所・・・しかも文化財となった会場で観ていただけることは光栄です。
昔、夜道を歩くと五感が研ぎ澄まされました。
田んぼの匂い、草の香り、カエルや虫の声、風の音、頬に感じる夜の空気
そしてまさに<うじゃうじゃ>と見える・・そう、星屑と呼ぶにふさわしく
満点に輝く星たちが、饒舌にまばたく様に感動しました。
今は夜中に電気が付き、大気も川も汚染されて、見えなくなったと言いますが
環境だけでなく、人・・生き物としての五感の美しさを見失っているような気がします。
この貴重な文化財となった建物に住んでいた人は、どんな星たちを見
どんな五感を働かせて一生懸命に生きていたのでしょうか?
そうした方々にも見ていただけるような作品展示にしていきたいと思っています。
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by art-komoto | 2009-08-09 20:02 | Wark 個展、制作

30 嬉しい嬉しい

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寒い朝だった。
ダンボールに入れられたまま、工業団地の敷地に投げ込まれた猫
アメショー2匹
見つけたとき1匹は、すでに凍死していた。
逃げて隠れていた猫は、私に向かって来た。
そのとき、そこにいたのは私だけではなかったが
何度も私のところに来た。
仕方なく・・というのも飼う気持ちが無かった・・
その3ヶ月前に、18年共に過ごした飼い猫ミーが逝ったばかりだったからだ。
どうしても ミーの残像の中に暮らしていて
この 命拾いした猫に気持ちが入らず、飼い主を探そうかとも思った。
そんな気持ちを察したのか、アメショーの猫は ハニワのような目をしていた。
今考えると、それは『これから自分はどうされるのか』という恐怖や不安だったのかもしれない。
私たちが12月に、フーと名づけて飼うことにしてからも
どうも、ミーの優秀さと比べてしまう自分がいた。
そんなおり、以前の猫では一度も見せなかった行動を
帰宅して玄関を開けたときに フーがした。
頭を床に斜めにこすり付けて、おどけた仕草で笑わせようとするのだ。
本人(彼女)は 帰ってきてくれて嬉しい嬉しいということなのだろうか。
ここには、死んだミーの代わりではない、個性を持った命
ハニワではない、愛くるしい目フーがいたのだった。
『陽だまりの夢』個人所蔵
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by art-komoto | 2009-08-01 19:46 | Cat 猫 ネコとの縁
初めての関西4会場の巡回展示でしたが、
おかげさまで、皆様のご協力と暖かい気持ちに支えられて
とどこおりなく開催できて、多くの出会いと 新しい視線を浴びて
終了できました。
ありがとうございました。
ここでの更新が滞って、大変申し訳ありませんでした。
私の本家での情報を見ていただけたと思います。
今後は、明日への狼煙ブログは、私と出会ってくださった素晴らしき人々
関わった猫などのエッセイを中心にしていきたいと思います。
もちろん個展もご紹介します。
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by art-komoto | 2009-08-01 18:45 | Wark 個展、制作