人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
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45 DEEP

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浅いところからでは
届かない

DEEP

深いところからでなくては


薄っぺらな中からは
産まれない


DEEP

いのちの輝きは


あなたは
行かなくてはならない

誰も見たことも無い
海底の
光のまったく当たらない世界へ

DEEP


差しさわりの無い
社会人として送る
日々に鍛えられ挙げた

心の無感覚さ
感性の砂漠化



あなたは大声で泣いていいのだ

あなたは物を投げて怒って良いのだ

あなたは裸になって月夜に踊って良いのだ

あなたは転げ回って笑って良いのだ

あなたは抱きついて喜んで良いのだ。



傷ついてシワクチャになるなら
むしろチギリ

煮えたぎるほどの情熱で
絵を描かないで
なぜ作家と言えるのか?

DEEP

そつなく生き
単なるコモンセンス・ピープルとして
日が暮れていく

その中で

足首だけつかった
ビニールプールにいて

あなたは
大海の絵を描こうと
いうのかい。
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by art-komoto | 2010-01-31 15:57 | Life 日々生き様 | Comments(0)

44 職業画家と戦争画

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暗い冬の夜に
波打つ白い雲たちが見えた。
それはそれは美しく
しばらく心と時間を奪われた。

きっと私が五感で見ている風景は
もっともっと奥が深いものなのだろう。

昨夜、BSで戦争画についての番組を見た。
近代美術館には、多くの戦争画の所蔵品があるようだ。
当時の軍部からの圧力が
どのようなものだったか
断った場合の、家族に及ぼす影響が
どんなものなのかは知るよしもないが
私は、寝床に付く前に心から思ったことがある
『職業画家でなくて良かった』と。

私は画家であると公言している。
絵を売って生計を立てているのだから偽りではない。
ただ、すべて絵の収入だけではない。
消耗品と違い、絵だけで食べていくのは
それも自分の心の絵だけで食べていくのは
古今東西、バックボーンがない限りなりたたない。
大島紬の仕事で収入を得て生計を立て
絵の制作を続けた田中一村さんや
大昔の純粋な画家たちも
だからこそ大変な苦労をした。

遺族の方の思いも
察するにあまりあるので
非難するつもりも権利も無い。

ただ、私は思った。
注文に応じて描く、職業画家でなくて
本当に心から感動したものしか描かない画家として
生きてこれて
良かったなと。
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by art-komoto | 2010-01-24 16:46 | Wark 個展、制作 | Comments(0)
昨日、JR高円寺駅で乗り降りの際、
エスカレーターに乗ったが
小柄な老人が私の前にいて
右側に乗った。

元気な男性だなあと思った
つまり、関東では通常
エスカレーターの右側は、『追い越し車線』なのだ。
これが、関西では左側なのだ。
でも、いったい誰が、こんな
『追い越し車線』の存在を認めたのか?
階段を上るのが大変な人や
老齢の方や
足の不自由な方のために
そう、バリアフリーのために
エスカレーターはあるのではないか。

その老齢の紳士は
歩こうとせず
当然、追い越さないで乗っていた。
その後ろに集まる
『違うだろ、左に行け』とばかりの
集まる視線。

ゲーム世代の
足腰の弱い?若者が
階段を駆け上がるのでもなく

思いやり自動階段を
我が物顔に歩く

エスカレータに
体の弱い人を付き添って乗ろうとする

次々と
体の丈夫な人が
追い越し車線を利用する。
だから、寄り添う方が並べない

名ばかりのバリアフリー

空しい風が吹く
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by art-komoto | 2010-01-17 17:06 | Life 日々生き様 | Comments(0)
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『純情な夕陽たち』香本博 交響水彩画展

前編 1月9日(土)から1/16(土)
後編 3月28日(日)~4月3日(土)

茶房 高円寺書林

東京都杉並区高円寺北3-34-2    
TEL:03-6768-2412
営業時間:11:30~21:00
  1/15のみ:~19:00
    最終日:~17:00

高円寺北口歩4分、純情商店街アーチを入り北進
つきあたって左折、庚申通りを北へ、
レンタルショップドラマを左折すぐ。

ブログ;http://kouenjishorin.jugem.jp/
mixiのコミュニティ;http://mixi.jp/view_community.pl?id=874587

コンセプト

10代の頃、高円寺北に住んでいました。
純情商店街アーチ真下にあった不二家などで働きながら
絵を描いていました。
グラムで計る曲がった胡瓜や、安い定食屋さん
活気のある商店街と、元気に歩くお年寄りや
子供連れで買い物する姿は、どこか暖かい安心感がありました。
冷え切った世の中と言われますが
一生懸命働く”にんげん”には、底力を感じてしまいます。
夕陽は、一日のねぎらいというイメージがあります。
お疲れ様というエールと、私が育まれた感謝を込めて、
ここ、高円寺の気取らない、高円寺らしい壁面で
展示いたします。
2回に分けて、続編ありで展示いたします。
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by art-komoto | 2010-01-06 23:09 | Wark 個展、制作 | Comments(0)

41 精錬された炎のように

火のようでありたい

炎は 赤で描かれることが多いが

精錬された鉄が溶けた

高熱の炎は

純白の 白だ。

なんという白

誰も触れることが出来ず

何の雑音にも干渉されない

燃え尽きる炎


本来のやり方と違う
など

多くの陰口

重くのしかかる
生活上の
数々のもろもろ

手を休めぬ
体の痛み


火のようでありたい

私は
純粋で
真っ白で
近づくことも出来ないほどの

ただ熱く

ひたすら熱く

真っ白以外は何も無い


私は

そうした 炎になりたい。

2010年
少しでも
近づくよう
精進します。
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by art-komoto | 2010-01-03 08:23 | Life 日々生き様 | Comments(0)