人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
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83 izumi

ただ
締め切りに間に合わせる

のではなく

決まった時間が来たら
描くのではなく

疲れていても
体に鞭打って
描けと自らに命令することではない

そうしたものは
究極のところ

私が考える
絵ではないのだ。

泉のように
湧いて出るもの

それに揺り動かされるもの

感動で前進が満たされるもの

高揚して輝くもの

そうしたもので


自らの静寂の中で

描くもの



それが
私が考える
絵なのです。
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by art-komoto | 2011-03-31 10:09 | Heart 画家の嘔吐

82 何のために

築き上げてきたもの

それは何ですか


ひたすら画布に向かったことですか

毎日描き続けたことですか



歩いていても

話していても

何をしていても

どこかで

絵描きとして見て

どこかで

絵描きとして感じて

どこかで

絵描きとしてアップロードされる

自分がいる。



そして

この55歳になるまで

一番大切なものとして

バージョンアップしてきた

絵という存在。



今回の地震や津波の

本当に悲惨な被害状況を見るにつけ

思ってしまう。


何が残せるのか


自分は

何のために

生きているのか。



きっと私は

これからも描き続けるだろう


画布が奪われたら壁に

壁も奪われたら土に

それも奪われたら

空に



筆も鉛筆も奪われたら

目と想いで描くだろう。
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by art-komoto | 2011-03-16 12:27 | Life 日々生き様
連日14時間前後の労働をして
まだまだ続く
いったいいつまで
こうしたことが続くのか

責任感のためか
生活のためか
立場のためか

生活のために描くような絵
など絵を描く動機づけにはならない

そんなの本当の
絵のプロ
ピュアと違う

あんた、夢物語
非現実
自意識過剰
言いわけ
なに青臭いこと言ってんだよ

言われ続けてきたけれど

時々芯を曲げておいて
まっすぐな線は描けず
絵の進のプロ道が歩めるとは
思えない。

でもどうするんだ

あんたの言う
危機から逃れてはいるけれど

こんなに疲労して

まるで蟹工船の中で
囲われているみたいじゃあないか


でもきっと信じる

終わるということと

始まるということを。
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by art-komoto | 2011-03-03 12:32 | Life 日々生き様