人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
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首を動かして振り向くと
骨が擦れるような きしみ音と共に
シャウシャウというノイズが聞こえる

最近まで 蝉が鳴いていたが・・
これは、耳の中で
鳴きやまぬ蝉のことだ。

今は シャー・・・・・というノイズ

今まで走り続けてきた・・
前に置かれる障害物にも
足を引っ張る抵抗にも
陰口、村八分、白い眼、差別などのたぐいにも
屈しないで

二束の草鞋などとさげすまれても
絵を純粋に保つためならと

疲労と持病と闘いながら
走ってきた。

走る場を
松露を 破片が散らばっている人工的な道から
今は
土と草の道に移行出来た

とたんに
今まで聞こえなかったノイズが
私の耳を襲った。

今まで押さえつけてきたんだね
自分と言う馬の尻を叩き続けて
食料も走りながらの最低限で
夜も少ししか休めずに
ひたすら
走れ走れ
前に前にと
全速力で駆け抜けてきた君

リタイヤではなく、ようやく良い路に移行して
これからも走るのだけれど

そうしたら
今までのアンバランスが
バランスを 今にするために

本来に戻すために鳴らしているんだよ

だから
寝るべきだ
数十年ぶりに馬にオイルを塗って
さすってやるべきだ。

だからそうしていけば
きっと寝静まるさ
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by art-komoto | 2012-09-26 23:58 | Life 日々生き様