人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2015年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

e0097512_16453192.jpg

荘厳な門から入ると、延々と手入れされた庭が広がり
たどり着いた立派な建物に美術品が並べられていた・・
誰でも想像できるような光景ですが、
そこには、招待されたか入場券を購入した、正装した人しか入れません。
ハイソな建物にハイソな値段の品、ハイソなお客さま・・
でも場は盛況で盛り上がっているのですが、ほとんど作品に感動している風景ではなく
互いへの意識、相手への興味、この建物や権威に興味がありそうです。
絵が売れるのも、彼がこれなら、もっと後で高値がつきそうなものを・・という風に。
e0097512_16525834.jpg

比べるつもりの前ふりではありませんが、東京で地道に生涯をかけて制作する作家を
応援・文化発信している素晴らしいギャラリーが八重洲にあります。
T-BOXです。 http://tbox.co.jp/
以前は銀座でしたが、今は東京八重洲のビル・・居酒屋やカラオケ、占いの看板が
立ち並ぶ松岡八重洲ビルの3階です。
前述した人たちは、当然足を運ばないでしょう。
もっと敷居の高いところを好むでしょう。でもここには、
名もそれほど無い作家たちが、心からのものを作品にして展示されています。
ぜひ一度お立ち寄りください。
e0097512_16511514.jpg

[PR]
by art-komoto | 2015-07-30 16:41 | Wark 個展、制作
e0097512_1072444.jpg

e0097512_109087.jpg

古民家ギャラリーかぐやの個展に、
亡き山中隆太郎氏の奥様、とし子さんが来廊してくださった。
12年ほど前に無償で作ってくださった分解可能な
サクラ樹皮を貼った額は、とてもこの会場に合っていると思って
使わせていただいたのだが、とても喜んでくださった。
e0097512_1081356.jpg

e0097512_10104143.jpg

かぐやを囲む竹林に棕櫚の樹もあって、とし子さんは
その葉で次々と、飛蝗(バッタ)を作っていく。
小さな瞳も興味深そうに輝く。
竹林から出て、遊びに来てくれた女性のように、
とても不思議で心地よい空間となった。
e0097512_1093516.jpg

古民家ギャラリーかぐや
http://g-kaguya.com/
e0097512_1010768.jpg

築200年くらいの荒れていた古民家を、
こうして素敵なギャラリーにするのは、並大抵な努力では出来ないはずだ。
Iさんご夫婦の、御苦労と文化への熱い思いのおかげで、
今回こうした時間が持つことが出来、とても感謝している。
山中さんにも感謝です。ここに居てくれているような気さえします。
e0097512_1011368.jpg

e0097512_10153134.jpg

[PR]
by art-komoto | 2015-07-14 10:11 | People 人との出会いは宝
e0097512_1641751.jpg

2015年7月6日(月)〜7月12日(日)(11:00~19:00)まで
公開されている写真展に行くことが出来た。
久しぶりに、秩父から鷹の台駅に降りた。
駅前の松明堂書店内のギャラリーで開催されている
大西暢夫写真展 家族の軌跡 —3.11の記憶から を観たいがためだった。
http://kodairar.com/
e0097512_1632368.jpg

e0097512_16211745.jpg

復興が急速に進んでいると、海外にうそぶく報道の中で
被災地は、いまだ、まだまだ時間が止まったままでいる。
一枚いちまいのモノクロ写真は、
311を忘れないための展示というよりは、
そこで起きた・・いや起き続けている日々・・
震災、放射能、汚染された故郷、押しやられた暮らしの
生々しい 今 のメッセージだと感じた。
塩害で踏んでも硬いままの田んぼ
人々ひとりひとりの表情や後姿は
多くのことを雄弁に語っている。
e0097512_1645558.jpg

e0097512_1655725.jpg

家族の軌跡 —3.11の記憶から— お勧めです。

会期:2015年7月6日(月)〜7月12日(日)(11:00~19:00)
会場:松明堂ギャラリー(期間限定オープン)
住所:東京都小平市たかの台44-9B1F(西武国分寺線 鷹の台駅を出てすぐ左、書店の地下1階)
入場料:無料
映画上映会と大西暢夫ギャラリートーク
7月11日[土]17:00−19:00(開場:16:45 申込み順にご案内します。)
7月12日[日]13:00−15:00(開場:12:45 申込み順にご案内します。)
入場料:1,500円(大人)1,000円(高校生・中学生)
予約制〈申込先着順〉
ブックレット『東北沿岸600キロ 震災報告』『3.11の証言』付
http://kodairar.com/?page_id=19
e0097512_165327.jpg


余談だが 私は、311の前に、福島に義兄を訪ねて旅行に行った。
その後、歩いた場所が流されていく報道映像を見ながら
あまりのショックに、しばらく絵が描けなかった。
一生の大事のマイホームと思い出の品、家族・・その多くが
流されていく。
自分は残らないものを作っているにすぎないのか・・そう思って
描けなかった。
[PR]
by art-komoto | 2015-07-10 16:06 | Life 日々生き様