
檜(ヒノキ)の香りが好きだった、亡き父
製材所で、かんなで削ったヒノキをもらって
湯船に浮かべていたこともあったな。
我が家の水回りをリフォームする際に
年頭にあったことの一つが、それだった。

風呂桶は違うが、風呂場はヒノキ材を使った。
良い香りと風情・・
下手な観光宿に泊るより、ずっとくつろぐ。
鏡もネットで探して取り寄せ、自然光も入るように窓も付けてもらった。
風呂桶は強化プラスチック製のものをネットで選んで加工してもらった。
毎日ぬめりを取ったりするのは、大変な手間だし、商売でない限り
水も不経済になるからだ。

父に一度入ってほしかったな・・
せっかく作ったものだから、大事にしよう。
スノコも手入れして・・なんだか 父の為に掃除しているような
甘酸っぱい錯覚に浸ることがある。
