10 絵
2007年 04月 18日
絵は金のために描くものではない.
絵は、観る人がお金を出したくなるようなもので
あるべきだと思う。
絵は、どういうものを描いてやるか というものではない。
私の場合、自らの感動を内に置いたまま描かないでいては
画布に移さない自分を、抑えきれず、爆発しそうになる。
絵は、心がもぎ取られるような感動を表現するものである。
環境が整って、かつ時間の余裕がないと描けないというのは
(かつて私も苦しんだが)私がイメージする”画家”ではない。
描かないといられない というのが画家だろうと
私は思う。
絵は金のために描くものではないが
絵が売れて、巣立ってほしいものだ。
でも個展で出会いがあって巣立ってほしい。
そうすれば、種が蒔かれ
明日に向かってまた 絵が描けるようになるからだ。
作品は 『マーガレットのヘリコプター』 個人所蔵
by art-komoto
| 2007-04-18 12:36
| Wark 個展、制作