人生の縁側の陽だまりで出会った素晴らしき人や関わった猫。絵画作家 香本博の 日常と制作の狭間での心の樹海


by art-komoto
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カテゴリ:Wark 個展、制作( 31 )

迷いのない、勢いはあるが粗ぶったところのない書。
最初に個展を開催させてくださった、
ポンデザールのアーチストたち(航空公園駅下車 今はありません)のオーナー、
本名さんの書だ。
陶芸家の船越保さんとのご縁から、名の知られた作家が選ばれて企画されるここで、
個展をさせていただいた。

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搬入から搬出までの期間中、オーナーから毎日のように苦言を呈された。
やっと大変な中で個展にこぎつけた・・そんな思いであった自分に、そこまで言わなくてもと思ったりした。

「なにか個展を勘違いしてるんじゃないの?記念のお祝い事みたいに、飾れないほど花が送られてくるけれど。」
「この中で、本当に 作品 と言えるものは一つもないね。」
「どうして香本さんは絵を描くの?彫刻でも音楽でも写真でもなく、なぜ絵なの?なぜこの絵を描いたの?」
「有名な場所を描いて、いい画材を使って描いたから良い絵になるわけじゃない。それなら俺のような珈琲屋と一緒だよ・・
良い豆を仕入れて焙煎も工夫して、良いカップも使って提供するからこの値段ですってね・・でも芸術家はそういうもんじゃないでしょ。
自分の感動したもの・内面を凝縮させて、打算ではなく夜昼ではなく人生をかけてつきつめる・・だからこそ人は感動し、だからこそ足を運び、買うんだから。」
「一般に そんな青臭いこと言って と人は言うでしょ。でもそういうところを失わない人、大切だと思える人が芸術家なんだよ。」
本気で人生をかけてとりくんでいるアーチストだけを認める彼の、一つ一つの言葉は後の私という土への豊かな肥料となった。

搬出の際に、2枚書いてくれた個展の書(ポスター替り)もはがして記念に持ち帰ろうとすると、
本名さんは、「いや一枚は私が預かっておくよ。香本さんがこれからどうなるのかを見届けるためにね。」と言った。
それから16年ほどして、ポンデさんも千雅堂もクローズの際に再会した。
https://artkomoto.hatenablog.com/archive/2013/12/16

私のことを他のお客さんに嬉しそうに「北海道から沖縄まで全国で100回以上個展をやってるんだよ。」と紹介してくれた。
この書・・香本博展は私の宝物。
迷いのない、勢いはあるが粗ぶったところのない姿勢で、これからも絵の製作に臨み、
絵画人生を歩んでいきたい。





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by art-komoto | 2018-10-04 17:07 | Wark 個展、制作
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古民家ギャラリーかぐやで昨日から開催されている
【NO NUKE ☆PEACE ART展】in かぐや。http://g-
ー原発とめよう秩父人カレンダー制作協力作家・賛同者によるー
有意義な合同転じに、私も4点の絵画・立体で参加させていただいています。
kaguya.com/
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オープニング、山瀬いどむさんによる【秩父武甲山のおはなし&ライブ】
とても熱のこもった、体感のある演奏と歌と語り・・素晴らしかったです。
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武甲山を神の山とか秩父のシンボルとか呼ぶ裏で、今なお
毎日削られ、絶滅危惧種の野花さえその犠牲になりつつある現状は、
近代日本の歩みの矛盾と歪みとも言えます。
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武甲山の一部とも言える【百一田んぼ】復活に情熱を注ぐ中村眞一さん
発せられる言葉は、濁りの無い志(こころざし)の行動基盤の日々のしっかりしたものでした。
むやみに山や林を壊すな、自然界の恩恵に感謝しよう・・
山瀬さんのインディアンフルートの響き・・竹林の影で かぐや姫も聴いていたかもしれませんね。
外に出たら吐く息がちょっと白かったくらい寒かったけれど、
心はあったかくなっていました。
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【NO NUKE ☆PEACE ART展】in かぐや

会期 2016年11月19日(土) ~12月18日(日)の土日の下記9日間
   11月/ 19(土) ,20(日),26(土),27(日)
   12月/  3(土),10(土),11(日),17(土),18(日)

   ※11月23日(水・祝)と12月4日(日)は都合により休館。

会場 古民家ギャラリーかぐや
   埼玉県比企郡滑川町福田1560番地
   http://g-kaguya.com/
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by art-komoto | 2016-11-20 11:05 | Wark 個展、制作

ともしび

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高崎から帰ってきた。
たくさんの自分へのインストール・・
それに応えられない自分への歯がゆさ

ともしびが消えないうちに
焼きついた 火傷の皮膚が
まだヒリヒリするうちに

なにかを残しておこう

そこで私を揺さぶったものを

私の頬に
ピンタをくらわしたものを

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落書きみたいでも良い
へたくそでも良い

登山の足場のようなものだ。

ともしびが残ってさえいれば
残り香さえ残っていれば

きっと
先に進める

きっといつか
形になる。



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by art-komoto | 2016-01-11 00:49 | Wark 個展、制作
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荘厳な門から入ると、延々と手入れされた庭が広がり
たどり着いた立派な建物に美術品が並べられていた・・
誰でも想像できるような光景ですが、
そこには、招待されたか入場券を購入した、正装した人しか入れません。
ハイソな建物にハイソな値段の品、ハイソなお客さま・・
でも場は盛況で盛り上がっているのですが、ほとんど作品に感動している風景ではなく
互いへの意識、相手への興味、この建物や権威に興味がありそうです。
絵が売れるのも、彼がこれなら、もっと後で高値がつきそうなものを・・という風に。
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比べるつもりの前ふりではありませんが、東京で地道に生涯をかけて制作する作家を
応援・文化発信している素晴らしいギャラリーが八重洲にあります。
T-BOXです。 http://tbox.co.jp/
以前は銀座でしたが、今は東京八重洲のビル・・居酒屋やカラオケ、占いの看板が
立ち並ぶ松岡八重洲ビルの3階です。
前述した人たちは、当然足を運ばないでしょう。
もっと敷居の高いところを好むでしょう。でもここには、
名もそれほど無い作家たちが、心からのものを作品にして展示されています。
ぜひ一度お立ち寄りください。
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by art-komoto | 2015-07-30 16:41 | Wark 個展、制作
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故 山中隆太郎棟梁は、私の最初の銀座の贐(はなむけ)に、
櫻の樹皮を貼った額を作ってくださった。
最初にこの額を使った絵は巣立ち、他の額でお送りした。
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7月の個展、古民家ギャラリーかぐやには、
この個展のメインとなる絵【七つめの潤珠】を入れて展示したいと思う。
きっと会場の呼吸と合うと私は思う。
棟梁に見てほしいなあ。
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by art-komoto | 2015-05-31 14:28 | Wark 個展、制作
香本博

絵画展 花抱託(はなばとん)

心に咲く花を抱き、大切な人の手に託していきたい・・バトンのように

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2012.12.12(水)~12.29(土)

茶房 アトリエ・ワタナベ

〒358-0035 埼玉県入間市中神503-3
phone fax 04-2936-3560
定休日 日曜・月曜・火曜
11:00am~5:30pm(最終日は~4:00pmまで)
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西武池袋線 入間市駅下車
①番バス乗車(河辺駅・中神方面行き)
中神バス停下車(乗車時間13分)
徒歩1分(セブン・イレブン隣)青い看板があります。

コンセプト

アトリエ・ワタナベさんで毎年開催される、
花に纏わる絵画の個展も、今年で七回目となりました。
これも、オーナーのご協力と、ご高覧いただく皆様のおかげだと
感謝しております。

震災、津波、放射能の311から二年近く経っても
瓦礫処理もままならず、光が見えない日本。
花はどこへいった。美しき花の咲く地はどこへ?
被災地のみならず、そう言いたいです。

利潤最優先でどこかに消えた復興のための善意の資金たち
砂漠のような奪う心ではなく、
養分と肥料で土を豊かにして
心に花を育てよう。
そして咲く花をしっかりと抱くように育て、
大切な人の手に託していきたい・・バトンのように。
花は必ず育つ。必ず咲く。

・・・・そうした願いをも込めて、様々な花に
インスピレーションと感動をもらって
私の心に育てて画布に投影した花の絵画作品、約30点の展示です。
どうか、ご高覧いただきますように。
在廊日は、お問い合わせください。
香本携帯 090-7733-0668
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by art-komoto | 2012-10-22 08:50 | Wark 個展、制作

77 父の肖像2011年の正月

父が亡くなって数年経って
私が小平から秩父へ移転してからの正月に
毎年続けて描いたのが
父の肖像だ。
今年が12枚目となる。
私にとって秩父での12年目ということだが
恒例と成った制作だ。
2011年の父は、若い頃で、私が小学校のときだ。
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一昨年は、10枚の父を、五枚ずつのマットに入れて
二枚の作品として、郷里岡山県津山市で個展会場に
飾った。
父の友人らが、『よっさん(父の名:義行)が来とるがな』と
嬉しそうだった。
http://artkomoto.exblog.jp/9332546/
長く共に暮らしていたのに、
毎年 違う父の面影を描く度に
顔や首やおでこに
こんな表情をしていたのかと驚かされる。
見ているようで見ていない・・
読み取れなかった 父 がたくさんいたのではと
気付かされる。
父は、今の自分をどう思っていただろうか。
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昨年中の皆様のご支援に心から感謝します。
今年もよろしくお願いします。
皆様にとって良い年となりますように

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by art-komoto | 2011-01-04 08:26 | Wark 個展、制作
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香本博 
私に響いた秩父CHICHIBU JAZZ


2010年10/13(水)~10/31(日)

〒369-1300 埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞781-4

阿左美冷蔵寶登山道店

秩父鉄道 長瀞駅から徒歩約5分
営業時間 10:00 ~ 17:00
定休日 毎週火曜日
電話 0494-66-1885
http://orange.zero.jp/vodka.rose/hodosan.html
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コンセプト

私が、見知らぬ地 秩父に居住してから
10年が過ぎました。

氷点下の冬と40℃近辺の夏の寒暖の差に閉口し

都内の平らな道があまり無いことに嘆き

知人も一人もなく、孤独な異邦人を感じていました。

私の肩をたたいてくれたのは、
秩父盆地独特の、見事な夕空でした。

美しい青が ひしめき合いながら暮れていく空は
私の心を躍らせ、壮大なドラマを毎日見せてもらっているようでした。

延々と集団登校する子供たちの朝の顔の輝き

日々の変化は、私の心に響きました。
変化する音楽が響くJAZZのように。

そんな秩父を描いた作品は多くあり、多く巣立ちました。

今回、地元、阿左美冷蔵さんのご好意で、
秩父の風景や印象を描いた作品展を開催できることを
感謝しています。

ここは、美味しい天然氷で有名で、
全国から多くの方が来られる会場ですが
ギャラリー区画があって鑑賞出来ます。

どうか、ご高覧ください。


作家来廊については、お問い合わせください。
携帯 090-7733-0668 香本
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夕暮れはた織り雲
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by art-komoto | 2010-10-06 09:43 | Wark 個展、制作
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7/9の朝 完成した この絵は
矢であった。

口蹄疫で殺害された27万頭以上の牛たち
それ以外で苦悶のうちに殺された多くの動物たち
現場の叫び声や苦悶の思いが

なぜかずっと

私の心に突き刺さった矢となって

その矢を心臓から抜かなくては
息が出来ない状態だったのだ。

抜く方法は
矢を
絵という形にするしかなかった。

実はまだあといくつかあるのだが
この絵が完成したことによって
進むだろう。

この絵に込められた思いは

やすらかに

どうか やすらかに だ。
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by art-komoto | 2010-07-11 12:41 | Wark 個展、制作
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清水洋子さんに呼んでいただいた個展は
今まで自分が出来なかったものを
展示するものとなりそうです。

展示予定作品です。

君よ、あれが灯台の燈だ
風音楽
静寂自我
sizima航海
燻し陽
空野原
わたしたち
歳月
風見鶏と逃亡者
夕空蒸気
スロー
蛍フォレスト
送り風
日柱
青富士
ホームスイートホーム
しじま
アリクイの夏休み
月船
夕涼み(花見月)
冬焦がす
さくら雫

会場と個展情報は こちらからご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/artkomoto2005/43085094.html
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by art-komoto | 2010-04-29 09:25 | Wark 個展、制作